できるPower Apps(特別版)[改訂版]
「この業務を自動化したい……」「このデータを活用したい……」。
現場から、さまざまなニーズが上がってきたとしても、それらをすべてシステムとして実現することは困難でした。しかし、働き方改革や業務効率化が叫ばれる中、現場の負担を減らしながらビジネスを加速させデジタルトランスフォーメーション(DX)を実現させることは、もはや組織にとって欠かせない大きな課題のひとつです。
そこで注目されているのが、マイクロソフトのローコードソリューションの「Microsoft Power Platform」です。Power Platformを構成するMicrosoft Power Apps、Microsoft Power Automate、Microsoft Power BI、Power Virtual Agentsの4つの製品は、プログラミングの知識がほとんどなくても、現場自らの手で業務フローを構築したり、ビジネスアプリを作ったり、データ分析をしたり、チャットボットを作成できる画期的なソリューションです。
本書は、このようなPower Platformの概要を紹介しつつ、中でも中核となるPower Appsに焦点を当て、どのように組織で導入、運用・管理をすべきか、実際にどのようにアプリを作ればいいかを紹介した小冊子です。